デイサービスの虎の巻!?『脳楽エイジング』の効果とは

脳楽エイジングは、いわゆるボケ防止のDVD教材です。 自治体やデイザービスでも利用されているその効果を調べてみました。

認知機能検査『ファイブコグ』で実証された脳楽エイジングの効果

『ファイブコグ』とは、東京都老人総合研究所で開発された
集団認知検査機能のことです。

「運動」「位置判断」「記憶機能」「言語流暢性」「共通単語」の
5項目を測定し、記憶、注意、思考の認知機能を評価します。

脳楽エイジングの効果をテストする際には、
単純に使用前と使用後の得点を比較しています。

すると「共通単語」(思考)の得点には、
それほど変化はないものの5項目すべての機能に
改善がみられました。

このことから脳楽エイジングにはある一定の効果が
認められると実証されています。

つまり、かんたんに言えば
「やらないよりは、やったほうが良い」
という結果です。


しかしながら、総合的な認知症の予防を考えると
・野菜や魚(特に青魚)が、豊富な食事をとる

生活習慣病の予防や治療に役立つことをする

・人と関わるように積極的に社会参加する
ことなども大切です。

まずは、できることから始めてみては
いかがでしょうか。

脳楽エイジングの気になる中身とその活用法

脳楽エイジングは、
「頭を使うこと」「運動をすること」
メインのトレーニングDVD教材です。

その気になる中身は、
・スターターキット
  DVD × 1枚   副読本 × 1冊
1.篠原教授へのインタビュー(脳とトレーニングの関係性)
2.DVD全12枚の活用法について
3.谷トレーナー指導のインターバル速歩トレーニング など

・記憶力編
  DVD × 4枚
1.グループに分けよう
2.会話からあてよう
3.ロックを外そう

・注意力編
  DVD × 4枚
1.間違い探し
2.倍数はどれ?
3.ひっかけ文字
4.改造じゃんけん

・判断力編
  DVD × 4枚
1.違う角度から見ると
2.計算トライアル
3.ルールを当てよう
4.改変あみだくじ
となっています。

 

また、本編DVDのコンテンツは、以下のような構成です。
1.オープニング

2.クイズ

3.準備体操

4.休憩映像

5.脳トレ ミュージックレッスン

6.クイズ

7.休憩映像

8.脳トレ 体操

9.手拍子で覚えよう

それぞれ本編のDVDは、大体40分くらいの長さで
デイサービスに行けない時などに
自宅で楽しむのにちょうどいいと思いますよ。

脳楽エイジングを監修している篠原菊紀教授ってどんな人?

篠原菊紀先生は、東京大学大学院修了の
諏訪東京理科大共通教育センターの教授です。

専門は、脳科学・健康教育学です。

NHKの「ためしてガッテン」「歌の日曜散歩
フジテレビの「とくダネ!脳活ジョニー」などの
監修もされています。

髭がトレードマークで、ハゲているため
「はげひげの脳的メモ」と題してブログを
公開しています。

こちらのブログでは、
本業の研究者として書かれている小難しい記事から、
そこらへんの親しみやすいおっさんの一面まで
篠原菊紀教授の活動が詳しく書かれています。

文字が小さくて、しかも詰まっているので読みにくい
かもしれませんが、脳楽エイジングを監修しているのが
こんな人なのかとよく分かりますよ。